1、まず、梁1について
許容曲げモーメント(Ma)から、長期設計用曲げモーメント(Md)を差し引いたモーメントを曲げ耐力 (Mt1)とする。 |
上端がNGの場合 Mt1 = Ma - Md
下端がNGの場合 Mt1 = Ma + Md |
2、地震時設計用曲げモーメント(Mk)と上記
Mt の比に安全率 0.9 を掛ける
3、梁2もNGなら同様に算出し、Mt2、MGK2
を出す
4、MGK1 と MGK2 を比較し小さい方を耐力比(MGK)とする
MGK = (MGK1 < MGK2) ? MGK1 : MGK2 |
5、MGKより曲げモーメントMG1,MG2を求める。
MG1 = Mt1 * MGK
MG2 = Mt2 * MGK |
6、MG1とMG2を加えて節点モーメントを求める(Mc)
7、節点モーメントから上階壁脚の地震時設計用曲げモーメント(MWUB)を差し引く
※この際、上階壁のフレーム芯が45cm以上ずれていたら差し引かない |
8、算出したMcより反曲点比を計算する
反曲点比 = (Mc + MWT + MWB) / QW / h
MWT:壁頭モーメント(地震時設計用曲げモーメント)
MWB:壁脚モーメント( 〃 )
QW :壁のせん断力
h :構造芯階高
「曲げもどし」の仕方については、マニュアル
P114,P123を参照して下さい。 |
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